わこわこマラソンクラブ

3/24/2007

第一回東京マラソン!
















私は今年マラソン歴11年となりますが、心に残る大会がいくつかあります。ひとつは3年前初めてウルトラマラソンを完走したサロマ湖100kmマラソン、次に昨年故障明け初めてのマラソンとなり、地元の応援を背に受けて走った那覇マラソン、そして今回ご紹介する東京マラソンです。




この大会は、大都会東京で世界の5大会(シカゴ、ニューヨーク、ボストン、ロンドン、そしてベルリン)と並び賞される大会にと、石原都知事が始めた大会です。



私は、ぜひこの大会に出たいという一心で、WEBエントリーしましたが、10月の結果発表ではずれのお知らせがやってきました。3万人の定員に対し、9万人以上の応募があったようです。


これはだめだ、青梅に照準を合わせようと思い練習にいそしむ毎日。しかし、11月の終わりに補欠当選で東京マラソンに参加許可が出ました。









すぐさま1万円のエントリー代を支払い、気合を入れて練習を始めました。聞けば、3000人ほど当選した人でキャンセルがあったということで、先の外れた人が6万人いたとすれば20倍の倍率で当選したということで、ラッキーと思った次第です。



東京マラソンは2月18日(日)に開催されますが、出走受付は、15,16日に東京ドームで行われました。2日で選手や家族5万人でにぎわったようです。 会場内にはスポーツメーカーや販売店、世界のマラソン大会のコーナーなど、ブースが設けられ、そこには、高橋尚子さんや副士加代子さん、市橋有理さん、瀬古敏彦さん、増田明美さんほか多くのアスリートの皆さんが出演していました。
























そして当日、9時10分スタートですが、8時半にスタート地点に並ばなければなりません。余裕を持って7時前に自宅を出て、会場の都庁前に7時半過ぎには到着しました。会場は3万人のランナーの喧騒と熱気に満ち溢れており、前日夜から降り続く冷たい雨を吹き飛ばす勢いでした。

高橋尚子さんが言っていたレース前の大事な所作、それは、出走前に出来るだけ何度もトイレに行き、出すものを出しておくことだということを思い出し、新宿駅で一回、会場について一回行きました。しかし、会場には仮設トイレの数が少なく、20分ほど並ぶ羽目になりました。そのあと、荷物を預けにトラックへ。預けるタイムリミットの8時半ぎりぎりにトラックへ到着しましたが、トラックが10台以上あり、しかもあまりの混雑でなかなかたどり着けない中、やっと目標のトラックへ到着し、荷物を預けてスタート地点へ。

雨は更に強まり、しかも新宿副都心ビル風に吹かれてより強くたたきつけられる様相でした。

できればこの雨の中に出たくないと思っていましたがしょうがなくスタートの列へ並びました。それが8時45分。それからずぶぬれになり、筋肉が寒さで痙攣しながらスタートまでの25分間を立ち尽くし、「とにかく早く時間よ過ぎてくれ。スタートしてくれ」と念じていました。

(サンタクロースの仮装など、今回仮装したランナーが多かったと感じました。また、その先に見えるのは仮設トイレ。大体どのトイレにも20人以上の列が出来ていましたが、スタート地点のあたりのトイレには200人以上のランナーが並んでいました。来年は必ず改善してほしいですね)

次に続く。